クリエはあらゆる不動産の新たな価値を引き出し、感銘や表情との出会いを追求し、人と社会に貢献します。
目の行き届く生活空間 - No.292 - |
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クリエはあらゆる不動産の新たな価値を引き出し、感銘や表情との出会いを追求し、人と社会に貢献します。
目の行き届く生活空間 (No.292) |
この度は、某マンションで2件目のリフォームとなりました。10年ほど前に、水廻りのリフォームをいただいたお客様からのご紹介です。 (※マンションリフォーム実例NO.192) 築29年にもなると、シニア世代の方々が多く、シングルの方も少なくない状況です。 ご依頼をいただいたお客様も、70代でした。体力のあるうちに生活部分を優先するリフォームに限定することになり、水廻りを中心に住設機器の交換、リビング横の和室を撤去、壁向きの窮屈なキッチンを対面式へ変更、暖かさも重視で窓の改修などに決まりました。 リフォームを開始するまで約半年間は、定期的な打ち合わせや、ショール―ム見学などを行い、お客様においては、断捨離を意識して片づけ作業に集中されました。 また、リフォームの内容から、仮住いや荷物の一時保管などのコストも考えなければならず、しっかりとした計画も必要となりました。よって、後悔しない断捨離を行うことで”モノ”が減り、一部屋に全ての”モノ”が納まるレベルになったので、荷物の一時保管のコストは削減できました。 仮住まいのコストもできるだけ抑える為、綿密な工事の工程表を作成し、3週間の日程でウィークリーマンションを契約する運びとなり、スタートしました。 結果、モノが減り部屋が広くなり、また、個室をなくしたため、目の行き届く生活空間となりました。ご自身の価値観も明確になったようです。 |
2LDK(55.26 u) → 1LDKへ設計変更 |
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【平面図】 |
●Before ⇒ ●After | |
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シニアのLDK=オープンスタイル |
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■分譲当時のプランでは居室を優先のため、窮屈なキッチンとなってしまった…。また、天井高が1900oと低いので圧迫感あり。 | ■敷居の段差があるため、リビング・ダイニングにソファーを置くと狭くなる。和室の下り壁も圧迫感あり。 |
■床はタイルカーペット1枚のみで足元がいつもひんやり。 | |
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■キッチンから和室にかけて解体。右側のキッチンスペースに排水管を新設。 |
※LGS: Light Gauge Steel (ライト・ゲージ・スチール=軽量鉄骨造の意) マンションリフォーム現場でよく使われる壁や天井の下地材です。 |
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■リビング出入口、キッチン間仕切、対面カウンターの造作工事。マンションの場合、主に※LGSで下地造作をいたします。 | |
■キッチンを対面にすることで目の行き届く生活空間となり、また、ワークスペースが天井の高いところとなり解放感あり | ■リビング入口やキッチンからお部屋全体に目が届くようになり、部屋の奥まで明るくなりました。 |
■今まで穴ぐらのようなキッチンで調理していましたが、今後は、明るく華やかな舞台となりました。 | |
【 フレキシブルなリビング 】 |
リビングにベッドを配置することも可能です。その際に簡易的に仕切ることも予測し、天井裏に下地材を入れてあります。ロールスクリーンやカーテン、オシャレなパーテーションなどお好みで。ちなみに、冬場は図面のようにベットを配置して、生活されていたようです。 |
この度は、工事完成後スグにウィークリーマンションから戻られて、洋室に保管しておいた荷物をリビング等へ移動させ、早速、洋室のリフォームというハードなスケジュールの為、リビングや水廻りなどの撮影はゆっくり落ち着いてからにすることとなりました。 |
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